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ビスケットともビスコッティとも違います

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日本では食べる習慣のないパンの種類にビスコットがある。
パトリスさんのアパルトマンに滞在して朝食は基本近所のクロワッサンかパンオショコラにしていたけれど、急にビスコットの存在を思い出しスーパーマーケット…もとい、スーパーマルシェへ。

ビスコット。
美味しそうな名前?
なんてことない、これは乾燥した小さな薄焼きパンのことで味だってカリカリに焼きしめた食パンみたいなもの。
このパンの魅力を挙げようと思っても実はあまり思いつかない。

コイツに思い入れがあるのは以前フランスで救急入院したことがあり😅そのとき食事制限で出された朝食がこのビスコット2枚とコーヒーのみというひもじいものだったから。

決して楽しい経験ではなかったはずなのに味覚というのは懐かしがるんですね、不思議なものです。

ビスコットはパン屋さんでは売られていません。
スーパーマルシェに行かないと。
紙の箱に並んで入っていて、売り場に行くと種類も豊富。
普通タイプの他に無塩のもの、塩分控えめ、全粒粉、ブリオッシュ(少し甘いと思う)、BIOなどなど種類もメーカーもさまざま。これを毎日メインに食べる人がいるのかな?大量に入ったお得な箱も。

病院では無塩の味気ないものを食べていたけれど、今のお楽しみは美味しいバター、もしくはアプリコットジャムを添えていただきます。こちらのバターは無塩のものが主流で、塩入りのものを選ぶと日本で普通に売られているものより塩辛い。
カリカリのビスコット、噛みしめると味わい深いです⭐️

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BEZIERSより

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こんにちは、ユリ・ジュリアンです。
先週から南フランス、BEZIERS/ベジエの街にいます。

2月のベジエ。
気温は東京よりも暖かく、乾いた空気が春の訪れを感じさせます。

日曜日は大聖堂のミサへ。
焚きしめる香、賛美歌、パイプオルガン、移ろいゆくステンドグラスの光と影…。

東京からベジエに移動すると、場所が変わるというよりかは時空を超えてきてしまった感がある。
確かに現代ではあるのだけれど特に私たちがいる旧市街地は中世の街並みそのままで、自分が生まれ育った環境とはあまりにも対極…。
それを面白いと感じ2つの世界を自分の中でうまく調和できるようになったら、さらにユニークな視点が得られるのではないかと期待しています😊

ベジエ、位置的には地中海に面した町ではありますが、行政のある中心地…旧市街地は内陸にあります。
それでも頭上をカモメがゆっくりと通り過ぎていくのを見ると海の気配を感じずにはいられません。

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かつて大使館に勤めていたころ、こんな出来事があった。
日本に赴任して最初のバレンタインデーの朝、僕の仕事部屋の扉がノックされ、可愛い女性スタッフが入ってきてチョコレートをプレゼントしてくれたんだ。
ラブレターのようなメッセージ性を感じてドキドキしながらそれを受け取ったんだよね。

そして彼女が去った10分後。
また扉をコンコンコン!
今度は別の女性が入ってきて、これまた小さな箱をプレゼントしてくれた。
そして次の次…。

いったいどういうこと?!
そこで日本に長く赴任している同僚に訊いてみようと、彼の部屋を訪れると…。

今度はショックなことに、
彼の机の上にはチョコレートの箱が山盛り。
しかも僕のとそっくりなものまであったんだ。
その日、初めて義理チョコなる存在を知ったんだよね。


(パトリス・ジュリアンのエッセイより。文:碓井陽子)

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